2009年09月30日

質の高い釣り記事でTwitterのフォロワーを増やすために意識すべき5のチップス

Twitterを始めて約4ヶ月が経過しましたが、社長という立場にも関わらず会社の知名度が微妙なのかフォロワーが1000を越えようかという段階にしか達していません。Twitterをやってる人なら誰もが自分のフォロワーを増やして、Twitterマーケティングでウハウハしてモデルやアイドルの卵をヒルズに呼んで「ハメ撮りなう」したいですよね。私もそうです。

ネット上にはフォロワーを増やす方法のような釣りタイトルの記事がたくさんありますが「タイトルは釣りです」とか「Twitterの使い方は自由ですが……」とか、タイトルで釣った割に1行目で腰が引けた内容になるチキン野郎が多いように思います。(無言セルクマにも通じるような・・・)

見かけ上のフォロワーの数字を増やすことが目的ではなく、釣りBlog記事などによって自分自身を知ってもらい、つぶやいた内容によらず結果的に金が儲かったらうれしいというのが、Twitter本来の楽しみであるべきかなと思います。

私自身がTwitterをマーケティング目的で活用し、カモとなりえる質の高いフォロワーを増やすために意識していることをチップスとして紹介したいと思います。

酒を飲む

しらふで書いてもどうせ堅苦しい予防線だらけのクソつまらない記事になるので、思い切って酒を飲んで勢いをつけましょう。上手くいけば日本語の使い方がどんどんおかしくなり、「質の高いフォロワー」などの面白ワードが自然に出てくることが十分ありえます。内容としては「質の高いBlog記事で読者を増やそう」をTwiterに置き換えただけの普通の地味なお役立ち記事も、面白ワードひとつでTwitterで延々と一日中話題になるなどの確変もありえます。

なお、事後の言い訳エントリで「酔っぱらっている時に書いた記事をそのまま投稿してはいけない」などと「酔っていたので正常な判断力がなかった」というアピールをすることで、「こいつは社長なのに普段から日本語がおかしいのか?」と各方面から思われるような事態を避けることもできます。活用しましょう。

面白ワードはタイトルにちゃんと含める

タイトルに凝るのは非常に重要です。タイトルに釣り要素を含めるだけで、読んでもいない奴が「何が質の高いフォロワーだ。死ね」とTwitterで噴き上がってくれます。

おまけに読んだとしてもタイトルに引きずられて判断力を失う場合も多く、「内容はともかくタイトルがクソ」「爆釣大成功ですねwww」「1000follower程度でfollowerを増やす記事って……」などとどうでもいいところでも話題になり得ます。せっかくの面白ワードでも文中に紛れ込ませてしまってはどうせ話題にはなりません。気をつけましょう。

新語を使うときには定義を明かさない

「質の高いフォロワー」という言葉がいくら面白くても、最初から「ビジネスの対象となりえるセグメンテーションされたフォロワー」などとプレゼン臭がプンプンする横文字満載定義を提示してしまっては面白みは半減ですし、尻つぼみになる可能性が否定できません。新語を使うときに定義をはっきりさせないことで、周りが勝手に盛り上がり「とにかく話題になれば勝ち」というビジネスにおいて一番重要なポイントが達成できます。

例え定義を明示するとしても、あとで追記という形で言い訳がましく記述するようにしましょう。どうせ誰もそんなところまで読んでないので問題ありません。

続きのBlog記事で勝利宣言をちゃんとする

話題になればこちらのものです。評判が良かろうが悪かろうが、目立てばフォロワーは増えます。ビジネスは結果がすべてですので、釣りタイトルと他に話題になる話がなかったという身も蓋もない現象で起こったブームでも、増えたフォロワーの数字ですべてが肯定されます。さらに運良く取材申し込みが来たらこっちのものです。

そもそもTwitterのPostとは何の関係もないBlog記事で起こった騒動でも、「日本中のTwitterユーザーを巻き込んだ議論」「Twitterの影響力は本当にすごい」と言い切ってしまってこそTwitterのビッグウエーブに乗ることができます。こまけぇこたぁいいんだよ!!

考察してない記事でも「考察」とタイトルや文章に含める

事後の記事でも釣りタイトルを忘れてはいけません。「凄かった」「驚いた」など、どう見ても感想でどこを考察したのかわからない記事でも、思い切って「考察」と言い出すぐらいでないと注目されません。「勝って兜の緒を締めよ」とよく言いますが、こういう細かいところを忘れては成功者にはなれません。


これらの手法を駆使することで、Twitterで大して面白いことをPostできなくても一気に注目されてフォロワーを増やすことができます。金にならない「質の低いフォロワー」からのフォローも邪魔にはならないですが、もっと頭を使ってマーケティングにTwitterををうまく活用してヒルズで豪遊を目指しましょう!

[追記]

質の高い釣り記事という表現が「記事自体の質が高いか否か」という意図で捉えられているようで、はてブコメントやTwitter上でたくさんつぶやかれているようです。

私の意図した本来の意味は「Twitterで堅苦しいチップスを実行することなくフォロワーを集めるために、どういうことに意識すべきか」という観点での質です。

とにかくやみくもに変態Postをしたり、大人げない有名人に反応されてしどろもどろになってフォロワーを増やすのではなく、そもそも自分のつぶやきを理解されたり反応されたりしなくても結果的にフォロワーを集めることができるというのが重要ではないかということです。

ただ、誤解を与える表現だったことは間違いありませんし、「Twitterで質の高いフォロワーを増やすための10チップス」を真に受けて実行しようと思われた方に対しまして、深くお詫び申しあげます。

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2009年09月26日

YouTubeの5段階評価システムはなぜ機能しなかったのか

YouTubeが5つ星級の発見:評価システムは無意味だった

はてブでも話題になった上の記事の話。内容としてはTwitterにpostした発言ややりとりを整理したもの。

そもそもほとんどの利用者は「評価」しない

記事の中だと1つ星が少しと大量の5つ星があって、2、3、4は事実上ゼロだ。*と書いてあるが、実際はそれよりさらに多数の「評価しない」という選択がされている。不特定多数に動画や(Blogなどの)記事を評価させる場合、実際に「評価する」にたどり着くまでは以下の過程を踏む必要がある。

  1. 評価対象に関心を持つ
  2. 関心を持って閲覧する
  3. 閲覧後(あるいは閲覧中)に「評価しよう」という気になる
  4. 実際に評価する

実際に評価するのは4までたどり着いた利用者で、そこで始めて(今回のYouTubeの件だと)5段階の評価がおこなわれる。「見るのを途中でやめた」「見たけど特に評価するモチベーションは起きなかった」「そもそも見る気も起きなかった」という圧倒的多数の利用者は、実は「無評価」という評価を無意識に下している。全体から見て多数の「星5」の評価の反対は(ごく少数の)最低評価の「星1」ではなく、評価にすらたどり着かなかった単なる「無評価」だったと考えた方がいい。

「つまらない」と思ったらそもそも評価しない

上記のようにまず「評価してもらう」という時点でそれなりのモチベーションが必要になる。記事中だと「評価が星5と1に偏っている」と書いてあるが、星5が多いのは「面白かった!」「素晴らしい!」という感想がそのまま評価する動機に繋がり、それが結果にも直結しているからだろう。別段細かく検証するような心理状態にでもならない限り、直感的な感想は「良い/悪い」ぐらいの評価しかないだろうから、良いなら最高の星5を選ぶのは自然な選択だと思われる。

次に多いのは星1だが、これはよく見なくても星5に比べれば極端に少ない。その数は2から4に比べればマシだが、それでも星5に比べると相手にもならない。1をつける理由は「つまらなかった」とか「むかついた」などの一番可能性が高いが、そもそもつまらなければ評価する以前にブラウザのタブを閉じる可能性の方がずっと高い。つまらないものを無理して見続ける人間よりも、途中でやめて別の行動を始める利用者の方がどう考えても多いだろう。

特にYouTubeは無料の動画サービスなのだから、金を払って入った映画館のように無理して見続ける動機などないに等しい。これはYouTubeに限らず、無料のWebコンテンツならほぼ間違いなく同じ結果になるはず。それでも星1の数がそれなりにあるのは、「時間の無駄だった」という怒りや「こんな糞動画アップしてるんじゃねえ」というこき下ろし目的だと思われる。ただそのような動機を考慮しても、あのグラフからはわざわざ星1の評価を下す利用者は星5の評価をする利用者と比べ、ほぼ無視できるほど少ないことが見て取れる。

多段階評価が機能するとき

とはいえ、今回の記事だけ見て「すべてのサービスで多段階評価が無意味」という話にはならないだろう。Amazonのレビューや映画レビューサイトのCinemaScapeでは(十分かどうかは別として)5段階評価のシステムが機能している。これはレビューに対するモチベーションというか、「執着」が大きな原動力になっていそうに思える。例えば名前を出したAmazonとCinemaScapeなら、以下のような理由が挙げられる。

Amazonレビュー
  • 金を出して買った商品の場合、当然身銭を切っているわけだから無料コンテンツとは比べものにならないほど執着度は高くなる
  • 物販サイトなので「直接金(の流れ)と結びついている」という特徴
  • レビュー自体に「参考になった」という評価が存在して、それを稼ぐという目的が存在する
  • レビューはアカウントと紐付けられているので、レビューを繰り返せばアカウントそのものに一定の価値が生まれてくる
  • (今はもうないが)発売前レビューで好き勝手書いて注目されたい!というような需要
CinemaScape
  • 「映画批評サイト」なので元から「能動的に批評・レビューしたい利用者」しか参加しない
  • 当然モチベーションも最初から高く、過去に投稿されたレビューと比較され、レビュー用のカウントを取らないと利用できないという点から、利用のハードルがそもそも比較的高い
  • レビューするのは「映画好き」「映画をたくさん見ている」可能性が当然高く、レビュー対象を相対的に評価できる知識・能力を持っている可能性が(少なくともYouTubeなどの利用者に比べれば)高い
  • Amazonの「参考になった」と同じようなレビューに対する「投票」システムやユーザランキングが存在するため、「良いレビューによってアカウントの価値を高めたい」というようなインセンティブが働く

いずれにしてもレビュー対象による「執着」が強ければ強いほどレビューする可能性が高く、さらにわざわざ多段階評価を使いこなしたり、時間をかけてまで質が高いレビューをするインセンティブがあるほど、そのレビューの信頼性や価値が高まると考えられる。今回の話題の発端となったYouTubeはその辺りがまったく考慮されておらず、無料動画では強い執着が生み出せるわけもなく、さらにわざわざ時間をかけて段階評価するインセンティブも存在しなかったので、このような結果になったのではないだろうか。

「Good評価だけ」という選択肢

YouTubeや(普通の)Blog記事に対する評価の場合、恐らくGood/Badのような2段階評価すら不要で、Web拍手やはてなスターのようにプラス評価さえあれば十分だろう。それはすでに書いたように、動画・記事を見終わってBad評価をするよりも、明らかに途中で閲覧をやめてしまう可能性能が高いから。このようなシステムなら、Goodが少ない(あるいはない)という事実ですべてを表すことができる。

要するに、「不特定多数に気軽に見てもらう」というようなサービスに5段階評価システムは複雑すぎて馴染まず、もしやるとしても入り口(閲覧)が手軽ならば出口(評価)も手軽でなければ上手く運用できない、という話なのだろう。

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2009年09月20日

Tumblrで日本語検索をするいくつかの方法

2009年現在になっても、未だに標準で用意されている検索機能では日本語を使えないTumblr。しかしながら、その方法がまったく存在しないわけでもないので、普段使っているいくつかの方法を紹介。

1.工夫して標準検索を使う

「日本語がつかえない」といっても検索文字に日本語が使えないというだけで、検索結果自体には日本語のページが普通に表示される。従って、「(検索したいpostに)英数字の部分が存在する」+「その英数字で検索する」という条件ならpostを検索することが可能。

問題点
  • postに(半角)英数字が存在しないと無理
  • 日本語で検索できないことは変わらず、根本的解決にはなっていない

2.検索エンジンを使う

GoogleやYahoo!検索などの普通に日本語がつかえる検索エンジンを利用する。検索エンジンのトップページなどから検索するなら「site:(ユーザID.)tumblr.com」と検索窓に入力してから任意の文字列を検索し、自分のアカウントのTumblrに検索窓を設置するなら以下のリンク先のコードを「customize」から任意の場所に書き込む。(Tumblrの文字コードはUTF-8なので、ソース部分を書き換えないと文字化けして使用できない点に注意。)

さらに効率的にインデックスされるように、各種サイト管理者向けサービスを併用してサイトマップを登録すればベター。Tumblrは標準で「http://ユーザID.tumblr.com/sitemap.xml」にサイトマップインデックス*1が存在するので、それを登録すれば検索エンジンにサイトマップの場所を明示することができる。*2

普段使っている限りは(Tumblrは)Googleの方がインデックスの速度・数ともYahoo!より上のようなので、利用するならGoogle(の検索窓設置)の方がおすすめ。

問題点

Googleのインデックス速度と数量はかなりのものだが、それでもかなりのインデックス抜けが目立つ。上記の手順をすべておこなっても「検索しても出てこない(インデックスされていない)」という場合が結構あるため、過度の期待は禁物。

3.Google ReaderにRSSフィードを登録する

Google Readerにはフィードの検索機能が存在するので、それを利用する方法。

具体的にはTumblrのRSSフィードをGoogle Readerに登録し、ページの上部に存在する検索窓からTumblrのフィード(アイテム)を選択して検索する。Google Readerは一度登録したフィードの過去ログ(post)がずっとサーバ側に残り続けるうえに、フィードさえきちんと読み込まれればWeb検索のように「インデックス抜け」がほとんど起こらないのが大きな利点。この方法をとるなら、少しでも多くインデックスするようにアカウントを開設してすぐにでもGoogle Readerにとりあえず登録した方が良い。

問題点
  • Tumblrは最新20件しかRSSフィードを出力できないため、過去の遡った分はインデックスされない*3
    • ただし、自分が登録しなくても誰かが先に同一フィードをGoogle Readerに登録すれば、その時点からサーバにログが残り続ける
  • 短時間に大量のpostをする使い方をしている場合は、フィードクローラの巡回が間に合わずWeb検索と同じように抜けが発生する
  • あくまで登録したTumblrアカウントしか検索できず、検索範囲を広域にするのは難しい
  • 現状の仕様では過去ログ(post)はずっと残り続けているが、今後どうなるかは不明

2番目の問題点はTumblrのRSSフィードが20件までしか出力されないことが原因で起こっているので、出力件数が増やせれば問題とならないのだが……。

総括

個人的な使い方では明確に半角英数字で検索できることがわかっている場合は1を使い、そうでない場合は最近気が付いた3を使うことが多い。ただし、結局はどの方法も完璧とはいえないので、併用するのが一番いいのではないかと思う。

*1:複数のサイトマップを列挙したもの。

*2:が、実際はrobots.txtにもサイトマップの場所が書かれているため、必要性はあまり高くないかもしれない。

*3:Web検索ならクローラがちゃんと働いてくれれば、過去のpostも登録される。

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