2008年12月24日

Webでよく見る風景「定義ゲーム」

一見何か特定のテーマついて議論が交わされているように見えるものの、実際はテーマ・単語そのものに定義ずれが起こっているため、意思疎通・議論が成り立っていない様子。

端から見ると普通の議論と見分けがつかないが、実際は「個々が好き勝手に語りたいことを語る」という状態になっていることが多い。話は終始「オレ定義」が前提になった状態で進むため、「話が通じない」「意味不明」「馬鹿」「あたまがわるい」という反応が寄せられ揉め事の種になることもある。また、そもそも会話が成り立っていないため、不必要にヒートアップしてコメント欄が愉快残念な状態になることがあるのも特徴。

起こる主な要因としては

  • テーマ(の言葉)自体がジャーゴンなため、まともな定義自体が存在しないか、もしくはあやふや
  • ただの不勉強、思い込み、勘違い
  • 語りたいことを語るため、意図的に定義をずらしている
  • 「反応」のはずだが、なぜか語っていることが根本的に違う
  • 言葉の確認を人格攻撃と見なす人が発生している

などが挙げられる。

この状態でカオス化した話題は短期的には盛り上がることがあるものの、結局はうやむやのまま立ち消えか沈静化することが多い。しかし、当たり前の事ながら話に決着がつくことも無いため、同じ話題が数か月後に(また同じ形で)再燃することもままある。ただし沈静化した後でも、ごく一部の人たちの間で延々と(そのテーマの)揉め事議論が続く場合もあるようだ。

「定義ゲーム」が起こった場合の根本的な対処方法はなく、対症療法として「話の通じる人だけ相手にする」「諦める」「とりあえず言いたいことだけ言っておいて、深くコミットしない」などが主に使われるようである。

posted by RPM at 03:09 | TrackBack(0) | BackLink | Web文化・芸能 | 更新情報をチェックする

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