2009年03月03日

「CCCD・B-CAS=反対なのにマジコン規制=賛成っておかしくね?」

マジコン規制ネタが報道されるとほぼ必ずカウンターとして出てくる「CCCDやB-CASには反対する奴が多いのに、マジコン規制は何で賛成するのよ?」関係の話。上の記事でもそういう反応があったので、一つの考察として。

CCCDとB-CASが嫌われた理由

結論だけ先に書いてしまえば、「今まで出来たことが出来なくなったから」という点が大きい。CCCDもB-CASもノーマルCDやアナログ放送の時は存在しなかった仕組みであり、端的に「不便」になってしまった。

特にB-CASはコピーワンスとセットで「カードを登録して挿さないと見られない」「編集やダビングがまともに出来ない」という状態になってしまった。おまけに地デジ=B-CASというセット状態になっているので、CCCDのように「買わなければいい」という対処もできない*1。アナログ放送は2011年に終わる(ということにとりあえずなってる)ので、TVを見るには否が応でも付き合う必要がある。要は「強制的に乗らざるをえない仕組み」になっている。

それに多数の機器やメディアが売られていることでわかるように、元々「コピー」「ダビング」「編集」などの需要が大きいことも挙げられる。私的複製は本来問題ない行為なのに、それを制限されたという不快感もあるだろう。また、ダビング10の開始前は「ムーブ失敗」→「コンテンツ消失」というありさまも散見され、お世辞にも「優れたシステム」とは言えない状態だった。

この辺りが大きな拒否反応の理由だと思われる。

マジコンの必要性

マジコンは建前上「バックアップツール」ということになっている。ただ現実問題として、普通にゲームをする分にはバックアップの必要性はほとんどない。CD/DVD-Rのように急激な年数劣化が起こるわけでもないし、動画のように編集する機会もない。普通にゲームを楽しむ分には不要な機械だろう。要するに、マジコンが規制されても「普通の人は別に困らない(不便にならない)」という点がB-CASなどとは根本的に違うといえる。*2

通常プロテクトが嫌われる理由には「面倒になる*3」か「正規ユーザなのに動かない*4」などがあるが、現状のマジコン規制はどちらにも当たらない。あくまで「新規購入しにくくなる」というだけなので、一般ユーザに与える影響はほとんどないだろう。

結論

  • 一般ユーザへの影響
    • 自由が規制されるか
    • 面倒になるかならないか
    • そもそも影響を受けるかどうか
  • 制限される機器の必要性
    • B-CASは地デジと必ずセットである
    • マジコンはなくても別に困らない
  • 規制される対象の違い
    • B-CAS=一般視聴者
    • マジコン=販売業者

辺りが「CCCD・B-CASとマジコンで賛成と反対が別れる理由」ではなかろうか。

*1:TV自体を見るのをやめるという手はある。

*2:逆に言えば「普通じゃない人=自作ソフト開発者など」は困るだろうが。

*3:Windows XP以降のアクティベーションなど。

*4:PCゲームの誤爆など。コンシューマではPS1の頃に起こったこともあった。

posted by RPM at 04:11 | TrackBack(0) | BackLink | ゲーム | 更新情報をチェックする

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