2009年03月23日

社会は厳しいメソッド

概要

自己の主張に何らかの反論・反響が寄せられた場合に、「社会の厳しさ」を持ち出して説得力の強化と発言責任の回避をおこなうメソッドのこと。

まず「社会は厳しい」という前提を元にして、「俺は社会経験豊富」「俺は社会に揉まれている」というアピールをおこない「自分は社会がわかってる人間」と位置づける。これによって以下の効果が生まれる。

1.「お前は社会がわかってない」という無敵カウンターが使える

実際の自分の主張の中身がどうであれ、それに反論した人間を「お前は甘っちょろいだけ」「社会のことが何もわかってない」「要するにガキ」と切り捨てることができる。また、自分は社会に揉まれた人間であるという前提を使い「そんなことに必死になって反論するお前は社会性がない証拠」「正論は社会では通用しない」「要は空気読め」などの「反論する奴は人間的に問題がある」という圧力も同時にかけることが可能。

自分の主張に何ら説得力のある根拠を提示できなくても、相手の反論を封じ込めることによって相対的に優位に立てるのがポイント。

2.優越感ゲームとしての活用

1の変形として「俺は社会をこんなに知っているゲーム」としても使うことができる。「社会を知ってる俺がお前らアホどもに説教してやるぜ」という動機から出発して、単純に注目を集めるだけでも成功といえるし、反論が多くても「社会を知らないガキどもが必死になって騒ぎおるわwww」という流れで優越感ゲームを楽しむことができる。

3.「悪いのは俺ではない」という責任回避手段として

例え1が上手く機能しなくてボコボコに反論されても、「自分の主張はあくまで社会の実態(認識)を紹介しただけ」などと軌道修正することによって「悪いのは俺ではなく社会」「俺を攻撃するのは筋違い」という責任回避をおこなうことができる。実態があやふやで具体的な文句の付け所がない「社会」に責任を丸投げすることによって、結果的に「自分はなにも悪くない」というスタンスを取ることが可能になる。

タグ:心理 社会 web
posted by RPM at 04:53 | TrackBack(0) | BackLink | 社会 | 更新情報をチェックする

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