2009年04月22日

Twitterを半年間使用・観測してみた感想

以下の記述はあくまで個人的な使用感・使用方法、観測範囲での認識にすぎず、一般化できる話ではないという点に注意。

Twitterを例えるなら

個人的には「ミニブログと登録範囲が限定されたRSSリーダーの機能が合体したもの」という認識で使用している。以下はその理由。

発信サービスとして

「1Postが140文字に制限される」「1度ログインすれば(あるいは各種ツール・ソフトを使えば)Postへの物理的・心理的ハードルが非常に低い」という特徴がある。Postは発言順に積み重なっていくだけで、目に見えてPostが評価されるシステムや効率的に過去ログを追っかけるような機能は用意されていない。*1つまり「気軽に発言してくださいよ」「発言ログは残ってはいるけど大した価値はありませんよ」という点で一貫した設計だといえる。

自分のTwitterの発言用途は「断片的な思考メモ」や「発信の閾値をかなり下げたブログ」になっている。「思考がまとまらない状態での感想」や「ブログエントリに起こせそうな大雑把な思考の枠組み」をメモしておくには、このハードルの低さは丁度いいと感じている。この思考メモはTwitterに発言して終わり(満足)という場合の方が多いが、たまに整理されてブログエントリになることもある。

別に単純なメモならローカルに保存しておいても構わないのだけど、「まれに反応があってより思考が整理される」とか「自分の発言に誘発されて別の人の考えが見えることがある」という点がただローカルに保存するのとは異なる。自分への@付きの発言は、ブログのトラックバックやはてブのidコールとほぼ同じものという印象。

発信ツールとしてのTwitterは「自分にとって必須サービス」とまではいえないが、「あればそこそこ面白くて便利」程度の意味合いで使っている。

受信サービスとして

自分にとってのfollowは「面白いTL(タイムライン)を作るための動作」であって、それ以上の意味はない。感覚としては「RSSリーダーにサイト(Blog)を登録する」のと同じ。興味がある・面白い発言をするアカウントを登録していき、「自分にとって面白いTLに最適化していく行動」といえる。followerの認識も「自分のブログをRSSリーダーに登録している人」と同じだが、IDが見えるので「はてブのお気に入られ」の方が実態に近い。

例え有名人でも発言がつまらない・興味がないならfollowする意味はないし、たまに凄く面白いことをPostする人でも普段ノイズと感じる発言が多いならfollowを見送る。*2この辺りの認識が「登録範囲が(Twitterに)限定されたRSSリーダー」と考えている理由。

ただ「発信のハードルが低い」のがTwitterの売りなので、全体的なノイズ量は極めて大きい。あまり考えずにfollow数を増やしていくと、面白くない or 意味不明な発言でTLが埋まる。TLを面白くするには「面白い(発言をする)人をfollowする」しかないが、Twitterは「面白い人を探す手段」に乏しい。*3少なくとも個人的な感覚では面白いブログを探すのより何倍も難しい。

書くサービスとしてTwitterを楽しめない場合、@を付けてコメントし合うコミュニケーションツールとして使用するか、他人のPostを読んで楽しむかのいずれかという話になる。読むサービスとして見ると、これは単純に「自分にとって面白いPostをする人を発見できるか」ということに尽きるが、前述の通りに探しにくい。

「Twitter特有の速報性」や「Twitter以外の発信チャンネルを持っていない面白い人(の発言)」は確かに存在するものの、ノイズの多さや検索性の悪さから「Twitterつまんね」とか「何が面白いのかわからない」という状態になる可能性は高いように思える。単純に「面白い情報(発言)を読みたい」という一般的な需要にマッチするにはTwitterの発言・TLは効率が悪すぎるので、情報の受信サービスとしての出来は(意図的にせよ)あまりよくないという印象を持っている。

まあ「気軽・手軽な発信」の先に待っているのは「ノイズの山」というはすでに2ch辺りで実証されているので、今更という話ではあるのだけど。

*1:Twitter検索はあるがあれも「効率的」とは言い難い。

*2:あるいはremoveする。

*3:ふぁぼったーは手段の一つではあるが、「(ある程度普遍的な)面白さ」の基準になるかといえばそうでもない。

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