2009年05月14日

「はてなブックマークさん」という人間は存在しない

「はてブには反論できない!卑怯だ!!」問題 - インターネットください

上の記事関連で気になったことをいくつか。

一言で言うと、単純にめんどくさい。議論の軸を再構築するのがすげーめんどくさい。しかもブコメした側の土俵に発信側が歩み寄って行う必要があることが多いので、反論すればするほど必死だなお前という絵になりやすいし、gdgdになると誰もいい思いをしない。

はてブコメントの良し悪しについて - Life is Really Short, Have Your Life!!

「俺が反論するのがめんどくさい」「必死だと思われるとかっこ悪い(のでやらない)」を「反論できない」に変換する人がいたらそれは「変えすぎ・略しすぎじゃないの?」という感想しか持てませんが、まあ「俺は言葉の意味を自由に定義して語るぜ!」という人はWebで比較的よく見かけるので、別に珍しくないのかもしれません。ただ「それは正確じゃないよね?」「いや、反論できるよ?」というツッコミをされても文句はいえないレベルじゃないのかなぁとは思いました。*1

ただこれは自分でも

まあ「反論できない」が「Blogなどで引用するのは面倒(あるいは心理的に嫌)だし、はてブ上でIDコールやメタブクマを使うのも嫌だし、相手には評価やコメントが絶対に届くべきだし、届いたら反応すべきだし、その反応は『私が悪かったです。これからは心を入れ替えます!』というものが返ってくるべきだよね」という実装がされた反論サービスがないという意味なら確かにそうなので

「はてブには反論できない!卑怯だ!!」問題 - インターネットください

と前のエントリで書いているのですでにいちおう考慮済みですが。

発信者とブコメは「1:N」の関係になります。発信側は一本の矢しか打てませんがブコメ側はいくつになるかわかりませんし、まともに付き合ったら潰れちゃいます。

はてブコメントの良し悪しについて - Life is Really Short, Have Your Life!!

これは別にはてブに限った話じゃなく、IDやハンドルを持った人がWebで発言する場合は必ずこういう構図になるのでは。IDを取得して不特定多数に発信した時点で1:nの状態は避けられないと考えているのですが、コメント欄に複数人から書き込まれる、トラックバックが複数飛んでくる、そもそも不特定多数が閲覧するという状態は1:nではないのでしょうか?コメント欄などはむしろ「炎上」という「多数から管理できないほどコメントが書き込まれる」という状態になるのは非常に有名だと思うので、なぜはてブに限定するのかが非常に不思議に感じました。

「いや、通常は100も200もコメントが来ることはないじゃないか」という意味なら、「はてブに100や200のコメントが書かれていてもそれにすべて反応・反論する必要はないでしょ?」と思いました。反論する(したい)のは100userや200userの「はてなブックマークさん」という存在(人間)じゃなく、「はてなブックマークというツールを使ってコメントを書いたID○○さんのコメント」ではないですか?だったら実際にBlog等で引用・反論するのは最低の場合1人ですむのでは。(もちろん上限はコメント数と同じですし、全レスする自由もありますが。)

また、単純な量の問題なら「利用者数やコメントが少ない他のSBM*2」や「コメントとトラックバック欄が閉じられたメモとして使われているBlog」で揚げ足取りや茶化す行為がおこなわれるなら別に反論コストは上がらない、ということでしょうか?ツールの問題なのか書かれている中身の問題なのかよくわかりませんでした。*3

ただ反論はともかく「はてブ上では議論がしにくい」というのは文字数制限や機能の問題からそうだと思うので、文字数制限が緩くコメントがツリー型で表示されるBuzzurlの利用者が増えて普及すれば「(日本で)機能によってSBMの使われ方・印象がどう変わるのか」がわかって面白いだろうなぁと思っているのですが、利用者数・コメント数ともはてブにまったく追いつかないのが残念ですね。コメントに直接レスできれば「コストが高い」とか「卑怯だ」とか思われないのか、とか。

*1:別に引用元の人が「そういう意味で使ってる」という意味ではないよ。念のため。

*2:livedoorクリップやniftyクリップなど

*3:ここはコメント欄でのやりとりを見ての感想ですが。

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